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【アイルランド】
一流デパート、毛皮の取り扱いを中止
ALIVE海外ニュース 2008.3-4 翻訳:宮路
アイルランドの高級デパートのひとつ、ブラウン・トーマスは、これまでの伝統を棚上げし、動物の毛皮製品の販売を中止すると発表した。
経営陣は、動物福祉への配慮を強調し、デパートは2月から毛皮製品取り扱いを中止する。
買い物客が一番多い時間帯にデパートの店舗の外でキャンペーンを行ってきた動物の権利活動家たちはこの決断を歓迎した。
ダブリン、コーク、リメリック、ゴールウェイにある店舗では、人工毛皮、レザー、スウェード、シープスキン、初毛刈りをした子羊の皮のみを販売することになったが、この決定は動物福祉を取り巻くすべての問題を考慮した結果だという。
ブラウン・トーマス・グループのファッション・装飾品買い付け部部長のスティーブン・シーリーは、これまで、ブラウン・トーマス・グループは食用動物から作られた製品だけを置くという厳しい方針に則って経営しており、この方針については、すでにすべての納品業者に通達済みだという。
AFAR、ARAN、ALiberation、CAFTアイルランドなどの活動団体は、ブラウン・トーマスが毛皮の取り扱いを止めるまで同デパートの商品不買運動を支持するという署名を何千も集めたという。
これでブラウン・トーマスは、マークス・アンド・スペンサー、デューンズ・ストア、デベナムズ、ネクスト、カレン・ミレンなどの毛皮の取り扱いをやめた有名デザイナーや店のリストに加わった。
トーマス・ブラウンやその系列店で毛皮が販売されないということはアイルランドの毛皮産業には非常な打撃となる。アイルランドにある6つの毛皮動物飼育場では毎年17万頭の動物が殺されているが、毛皮は残酷で必要ないものだと活動家のエド・ロングはいう。
「毛皮を着なくても誰も死にはしない。死ぬのはケージに閉じ込められて一生を過ごす動物だけだ。今までには、大手小売店が毛皮の取り扱いをやめると表明した後、一般市民を裏切って毛皮の販売を再開したこともある。ブラウン・トーマスは自分の言葉に誠実であると信じている」とロングは述べている。
2007年12月10日
The Irish Times
http://www.ireland.com/newspaper/breaking/2007/1210/breaking74.htm
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