ALIVE意見
(4)犬猫オークション市場(せり市)
- ペットショップで流通する犬猫のかなりの割合がオークション市場を介して仕入れられているという現状がある。そのため、トレーサビリティーができず、購入した犬が病気だったり死んでしまったというトラブルが発生しても、繁殖業者に確認をしたり相談することができない。繁殖業者とペットショップの仲介役であるオークション業者は、単に場所を提供するという簡単なものではなく、その流通過程に何らかの責任を持つことが必要である。最低限、参加する繁殖業者やペットショップが登録業者であることの確認及びその飼育施設の状況確認と、幼齢動物の取引の規制等ができる仕組みを作ることが必要である。また、遺伝的疾患については、一定期間が経過してから症状が発症するものも多く、トレーサビリティーを確保する取組も必要である。
- オークション市場で感染症発生を確認した場合、診断をした獣医師に、行政への報告を義務付けるべきである。
環境省案

※文末【参考資料】は、環境省HP「議事次第資料・議事録一覧」から参照できます。